8月は戦争の話し中心です。


by chobimame

ペット産業の裏で・・・



今日は、いつも遊びに来てくれているモモママさんのブログ momonosippoの日記に書いてあった、
「レスキューされた犬たち」
という衝撃的な記事を読みました。

ちょっと今日は重い話です。







ここ数年、日本は空前のペットブームだそうです。
日本の生体販売をはじめとするペット関連市場は1兆円以上と言われています。
生体販売に付随して、様々なペット関連産業はどんどん市場を広げ、
世の中不景気といっても、この業界だけは右肩上がりのようです。
私達もペットショップやペット関連店は街のあちこちで目にする機会が多いでしょう。
今や、大型スーパーやショッピングモールなどは、当たり前のように併設されている感じで、
食料品や日用品を見るついでに、ペットも見られる気軽さが受けているようです。
展示されている子犬や子猫は、まるで動く縫いぐるみです。
そんな子犬や子猫が目に触れる機会が多ければ、買いたい(飼いたい)気持ちも沸くのが普通です。
殺伐とした社会を反映してか、現代人は動物に癒しを求める傾向が強いのだとも言われています。
ここ数年で、3世帯に1匹という割合で犬や猫を飼っているそうです。

しかし、そこで本当に自分は動物が飼える環境にあるのか?という事をよく考えてから飼わないと、飼い主もペットも双方が不幸な選択をしなくてはいけなくなる可能性が大きくなります。
CMなどの広告媒体(有名チワワ)などの影響も大きく、どうしても可愛さだけが先行してしまい、
環境も考えずに「流行」という形に乗って、安易に手を出してもしまう結果も否めないでしょう。

さて、こんな空前のペットブームに乗っているのは、動物を飼う人だけはありません。
まさにその「ペット産業」に安易に乗る人たちも多いのです。
なんせ1兆円産業と言われるのですから、上手く波に乗れれば大きな儲けになる!・・・と思うのでしょう。
悪質なペット業者(繁殖ブリーダー)は「生体」を扱うという気持ちではなく、もはや「商品」「金」という意識しかないのです。
なので、悪質業者(繁殖ブリーダー)は、劣悪な飼育環境を隠す為に人里離れた場所に犬舎を持ち、動物たちを狭い汚い環境へ閉じ込め、きちんとした食事を与えず、せっせと無理な繁殖を続けている場合が多いそうです。

もちろん、きちんとした理念、管理、方針を持ってブリーダーをなさっている業者の方もたくさんいるので、そのヘンは、ひと括りに考えないで下さい。

そして、今年の6月に愛護法が改正され動物取扱業が登録制になりました。
申請をして許可が下りないと業者は営業を続ける事は出来ないのです。
悪質なペット業者は、法律で縛られると不利益な話しが出てくるのか、簡単に経営破綻や廃業をしてしまうようです。
その結果、とても悲惨なことが起こっています。
悪徳業者にとっては、お金の為に飼育していたに過ぎない動物ですから、飯の種にならないのであれば、飼育している意味もなく管理費を投じる意味もないので、動物を簡単に廃棄や放置をするのです。
廃棄や放置された動物たちはこうなります↓(写真を見て下さい)
c0050419_21274234.jpg


この写真は、悪質業者に放置された犬たちです。
「アーク・エンジェルズ」という保護団体に助けられました。

これは人間のエゴの産物です。
この犬達の姿に、とても胸が痛くなりました。
同時に、こんな事を平然と出来る業者に腹がたちました。
何も判らず劣悪な環境で飼育され、役に立たなければ廃棄されてしまう・・・
いったいこの犬たちが何か悪いことでもしたのでしょうか?
商売をするにしても、最低限の人としてのモラルを忘れないで欲しいです。

詳しくは下のアーク・エンジェルズのHP&ブログを見て下さい。

「救え!!消え行く小さな命達」

「レスキュー第2陣到着」

「レスキュー第3陣到着」


私は、あまりペットショップなどによる生体販売が好きでないのです・・・。
なぜかというとペット産業には、この記事のような背景が少なからずあるからです。
また、ペットショップなどで売れ残った動物たちも、会社の経費を考えれば全て飼うわけにはいきません。
大きくなった動物は、どんどん売れなくなり、しかし経費はどんどん掛かるわけです。
よって、廃棄処分(保健所送り)という悲しい話も生体販売の裏にはあるのです。
ペット産業は、可愛いだけでは「商売」にならないのです。

こういうことを踏まえて、動物を飼うということ、命ということについて、考えてもらえたらと思います。


追記

すっごい腹立たしく悲しい気持ちで、この話を捨て猫を飼っている友人と話していました。
「こんなことは人間のすることじゃない!」と私が言うと、「人間だからするんだよ」と言われました。
その言葉があまりに的を得ていたのでドキッとしました。
そうですよね・・・こんなことは、人間しかしないんです・・・
犬が犬に対して、こんなことはしませんよね。
なんだか悲しくなりました。
物質にまみれ、お金というものに翻弄され、人としての心を忘れている人が多いのでしょうか?
もっと人にも動物にも優しい世の中になってほしいとつくづく思いました。
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by chobimame | 2006-09-26 21:45 | 動物&文鳥