電力の影に
2008年 03月 27日
ちょっと今日は真面目な話題を。
以前、このブログに『CO2削減と言われる陰で』という記事をUPしたのを
覚えていらっしゃるでしょうか?
山口百名山の中でも上位に位置する「白滝山」が風力発電の開発の為に
無残な形になっているという現状をお知らせしました。
今日は、核燃料再処理施設で揺れる青森の『六ヶ所村』のお話です。
私もこの話しは、ニュースで何となく聞いた覚えがある程度で、
まったく知らなかったに近いのですが、このブログの記事を読んで現状が見えました。
『小さなトマトの話 その1』
今の私たちの暮らしに、電気は欠かせないものになっています。
マンションや住宅などもオール電化になってきていますね。
CO2の削減からも、これから電力というものはますます重要視されるでしょう。
その影には必ず「原発」という問題があります。
この原発という問題は、空き地のない大都市ではピンと来ない問題ですが、
地方では原発の受け入れで暫し反対運動などが起こっています。
本当は、誰もが納得する形で電気が供給されるのが一番なのですが、
それには地方の財政問題や、雇用問題など、様々な問題が絡み、
またそこに利権なども生じ、なかなかキレイ事では進まないのも事実です。
しかし、もう少し良い解決策はないものでしょうか?
行政の考えることは、どうも表面的なものしか見ず、問題の根を見ていない気がするのです。
そして一度青写真を引いてしまえば最後・・・強硬に事は運ぶのです。
私たちは電気を使って生活し、また電気がなくては明日からの生活は立ち行かなくなるでしょう。
なので原発の是非に関し、決して偉そうな事は言えません。
ただ、電気を使う私たちは、他人任せのまま何も知らないで良いのでしょうか?
農業地域に核燃料再処理施設を置くというは、農作物にどのような影響が出るのか?
またそこに住む人々の健康問題はどうなのか?
様々な原発による影響など、私達が知らないでは済まされない問題も抱えているのです。
財源の苦しい地方により、電力が支えられているのだという事を知っておかねばいけないと思います。
そして、電気を使う私達に出来ることは何か?もう一度考えてみませんか?
『六ヶ所再処理工場』 Wikipediaより
六ヶ所村の現状を伝えるドキュメンタリー映画が上映されるそうです。
↓↓↓
『六ヶ所村ラプソディー』
by chobimame
| 2008-03-27 21:35
| 気になること