8月は戦争の話し中心です。


by chobimame

この夏ぜひ見て欲しい映画


終戦から62年経った日本に、今では戦争があったなんて思えません。
平和な現代に戦争の話というと、なんだか重苦しい気がして、
なるべくなら避けたい話だと思います。

戦争体験者の多くも亡くなり、
そして、どんどん風化しています。
消してしまいたい記憶、しかし忘れてはいけない記憶。

避けて通ることは簡単です。
忘れてしまうことも簡単です。

はたしてそれで良いのでしょうか?
知らないことが「幸せ」なのでしょうか?


この夏、劇場公開される2作をご覧になって下さい。
改めて知る事実もあると思います。
映画を見て考えてみませんか?








c0050419_21445785.jpg『ヒロシマ・ナガサキ』
この作品は、スティーブン・オカザキ(日系3世)監督が、25年の歳月をかけて完成させたドキュメンタリー映画です。
アメリカをはじめ世界の多くの人々が、原爆の被害を知らず、被爆者の実情も知らない。
アメリカでは原爆投下が「戦争を早期に終わらせ、日米両国民の命を救った」との認識が強いことから、広島・長崎の現実を伝え、核の脅威を知らしめることが役目と監督は思ったそうです。
日本で500人以上の人々に会って取材を重ね、14人の被爆者、原爆投下に関与した4人のアメリカ人の証言を軸に、原爆がもたらした悲劇に迫っていきます。


「今、作らなければ 今、伝えなければ いつか来た道に、ふたたび戻らないために」

この映画、原爆が投下された8月6日にアメリカのケーブルテレビ、HBOで放送されたそうです。アメリカでは1995年、米スミソニアン協会の原爆展において日本の意向を無視し、原爆投下を正当化させる内容の展示だけになった経緯があるので、原爆被害の実態に迫った作品のテレビ放送は異例なのだそうです。
1人でも多くのアメリカ人が見て、原爆の悲惨さを理解し感じて欲しい。
そして、日本の原爆を知らない世代や子供たちにも見せるべき映画だと思います。

『今こそ平和について考えたい『ヒロシマナガサキ』スティーヴン・オカザキ監督が語る』



c0050419_21464387.jpg『夕凪の街 桜の国』
この物語は、過去と現代を描いた2つの物語で構成されています。
ひとつは、原爆投下から13年経った広島。
いつ原爆症を発症するかもしれない恐怖を抱えながら生きていく女性としての心の葛藤や傷を描いた『夕凪の街』

もうひとつは、現代を生きる姪が、被爆した家族のルーツを見つめなおしていく『桜の国』
この2人の女性を通して描かれいく、家族愛、兄弟愛、男女の愛。
平和の尊さ、生きる喜びとは何か?静に紡いでいく感動の映画です。
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by chobimame | 2007-08-15 21:52 | 時事