8月は戦争の話し中心です。


by chobimame

『ビッグイシュー』

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この『ビックイシュー』という雑誌を知っていますか?
たぶん大きな駅や繁華街に行くと、この雑誌を片手に掲げ路上で売っている人を見ることがあると思います。
この『ビックイシュー』という雑誌は、ホームレスしか売ることが出来ません。
すなわち、ホームレス仕事をつくり自立の支援の為の雑誌なのです。
具体的に、最初は一冊200円の雑誌を10冊無料で受け取り、この売り上げ2,000円を元手に、以後は定価の45%(90円)で仕入れた雑誌を販売、55%(110円)を販売者の収入とするシステムです。
詳しいシステムはこちらを見て下さい。→「そのしくみとめざすもの」




日本は、ホームレスに対し「なまけている」「働けるのに」「好きでやっていてる」など、とても偏見が強い傾向にあります。
人は、ホームレスになってしまった現状に慄き、そして人生に失望し、やがて無気力になっていきます。
だから、ホームレスの現状は簡単な言葉で切り捨てられるようなものではありません。
誰だって好きでホームレスになる人はいません。
個々の人生があるように、ホームレスになったのには個々に理由があるのです。
そして、彼らはみんな仕事が欲しいと思っています。
しかし、雇用の需要が少ない為、仕事をしたくても出来ない現状があります。
大多数が高齢者な為、私達が職を探すようなわけにはいかないのです・・・。

ちょびまめがこの『ビックイシュー』がステキだなぁと思ったのは、あくまで自立支援という点です。
働く喜びや、お金を得る喜びを再認識することが、新しい人生へのスタートにもなるんですよね。
この、『ビックイシュー』を売っている人は、再就職する人が多いんですよ!
彼らの取り分は1冊売っても110円なので、相当売れなければ、生活できる状態にはなりませんが、それでも本を売ったお金を貯めて、スーツ買って就職活動したり、アパートを借りる資金にしたり。
たった200円で、人生の再出発の応援が出来るなら、それは安いものだし、何十倍もの価値のあることですよね。

ちょびまめは現在、普通に仕事をし、住む部屋もあり、贅沢は出来なくても毎日の食事にも事欠きません。
そんな普通の生活をしている人にとって、200円というお金は、そう負担になる金額ではありません。
この200円の雑誌を購入することで、その人の人生を良い方向へと押し上げることが出来るかもしれません。
200円というコーヒー一杯分よりも安いお金で、素晴らしい何かが始まるキッカケになるかもしれません。
1冊はたった200円ですが、たくさんの支援が集まれば、きっと現状は良い方向へ変わるはずです!

この『ビックイシュー』は200円という安さですが、内容は盛りだくさんな雑誌なのですよ~。
政治の話から、地球環境、流行、世界のビックスターのインタビュー、映画撮影の裏話、芸術など、とても興味深く面白い話がたくさん載っています。
ジョニー・デップの特集もマドンナの特集も、購入してみてとても興味深い話でした。
(1日、15日が発売日です。ちなみに9月15日号はビヨンセ登場です!)
とても面白かったので、雑誌としてもこれからも読みたい(買いたい)と思いました。

ちょびまめは、初めこの『ビックイシュー』を売っているのを見て、どうせヤ○ザの資金稼ぎの為にホームレスを使って売らせているのだろうと思い、買おうとは思いませんでした。
だけど、それはちょびまめの勝手な思い込みであって、本当はきちんとした雑誌だったのです。
『東京ホームレス』というHPを知り、読み進めるうちに、自分の認識不足が恥ずかしくなりました。
それから興味を持って読み始めたのです。
ホームレスの自立支援というと重たい言葉ですが、雑誌として考えてもとても安くて読み応えあるし、買う側も楽しめて、売る側の支援になるという一挙両得な雑誌です。
みなさんも街のどこかで、この『ビックイシュー』を売っている人たちを見かけたら、まずは1冊手に取ってもらえないでしょうか?
それがホームレスである彼らの「生きる・働く」励みにもなるんです。
そして、ホームレスは決して他人事ではないということを忘れないで下さい。
誰の人生にも起こりえることだということです。

『ビッグイシュー』はここで買えます。→ 販売場所


どん底から這い上がるのにも、人の手が、人の温かい心が必要なんです。
だって、人は自分だけで生きているのではないから。




都会にいると多くのホームレスが目に留まります。
若い人もいれば女の人もいます。
しかし大半は高齢者です・・・
つい何年か前には、こんなんに多くのホームレスを目にすることは無かったように思います。
ホームレスの中でも若い人たちは仕事をするキッカケさえあれば、這い上がれる力はあると思うのです。
しかし、高齢者となるとかなり厳しい状況だと思います。
色々な事情があってホームレスになったのだと思います。
それは他人が聞けば、自業自得と言わざるを得ない理由かもしれません・・・
しかし、高齢者になり路上生活をしなくてはいけないという人を
そのまま見過ごしている日本と言う国が、私には信じられません。
これからまた寒い冬がやってきます・・・
ダンボールや空き缶を拾い、残飯を探す老いた姿を・・・
死と隣り合わせの路上生活を・・・見過ごしてはいけません。
何事もなかったように社会の隅においやってはいけません。
そして、人は畳の上で死ななければならないと私は思います。

(*畳の上とは、人としての尊厳が保たれる場所という意味です)



『ビックイシュー』
(雑誌のコンセプトや運営方針、雑誌の情報があります)

『東京ホームレス』
(ホームレスを支援している村上知奈美さんのHPです)
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by chobimame | 2006-09-13 23:02 | 時事