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8月は戦争の話し中心です。


by chobimame

村瀬明道尼

私の好きなこの明道尼は、滋賀県大津市の「月心寺」就職さんです。
以前NHKの朝の連続テレビ小説「ほんまもん」の明道尼がモデルにもなった人でもあります。
この明道尼の作る精進料理は、すっごく有名で、吉兆の創業者、故湯木貞一氏を「天下一」といわしめたほんものの味なのです。
この明道尼は、尼僧にもかかわらずとてもサバけたお人柄です。
9歳で口減らしとして尼寺へ養女に出され、尼僧として決して許されない恋をし、交通事故で瀕死の重傷を負い右半身不随となられたが、なおも立ち直り残の左手で拵える料理で「精進料理の明道尼」の名を得るまでになるという、大変波乱万丈な人生を歩んでこられました。

そんな波乱万丈な人生を送られてきた明道尼だからこそ、その言葉には心をうたれます。
明道尼の自伝『ほんまもんでいきなはれ』は、波乱万丈な人生を歩みながら、時には豪快に突き進む明道尼の姿に、シンプルに生きてることは素晴らしいと思えます。


先日、たまたまテレビを見ていたら、『Dのゲキジョ』という番組で、明道尼の<禁断の恋とこの世の真実>という内容を放映していました。
今までの生い立ちから、現在までの生活や、迷える人への言葉・・・などなど、感動の1時間でしたね!
ぜひHPのバックナンバーを見てみて下さい。


番組の中で明道尼が仰っていた『金言』を紹介します。
どの言葉も、心にズシッと響きます。
真実の言葉は尊いものですね。


● 女は愛の本質を見失う生き物
    金や物に惑う女の悲しさを知るべし

● 愛とは命がけで相手を思うこと
    その覚悟なしに愛を語るはまがい物

● 悲しみは全て自分で背負うもの
    愛する者に共有させてはならない

● 不自由を嘆くより自由を得ていく喜びを知る
    それが一生を明るく照らす道である

● 死ぬまで精一杯生きるために人生はある

● 生きていることが何よりも尊い
    どれほど不自由で不幸せでも人生は尊い

● 死ぬまで相手を思う
    それが人を愛するということ

● 空気と水と親の恩なくして人は生きていけない

● 人間は一人で生まれ 一人で死ぬ
    やがて来るその時まで 人生を楽しむべし

● 人の世に 五体満足に生まれた以上の幸福は無い



「月心寺」に精進料理を申し込むと、明道尼が説法をして下さるそうです。
明道尼が朝の3時から起きて作るゴマ豆腐は絶品なんですよ!
ちょびまめは、この「月心寺」に行きたいと切望してるんですのですが、団体じゃないダメみたいなんです・・・
あぁ~誰か一緒に行きませんか?
団体って難しいわぁ・・・


『Dのゲキジョ』
(バックナンバーの項目から6/16分の放送を探してね!)

明道尼自伝
『ほんまもんでいきなはれ』
by chobimame | 2006-06-30 14:54 | 気になること