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8月は戦争の話し中心です。


by chobimame

文鳥のこと

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私が文鳥を飼い始めたのは1年2ヶ月前のこと。
ずっと犬が欲しかったんだけど、生活事情でなかなか犬が飼えない・・・
そんな時、ちょっとしたキッカケで文鳥の雛を貰うことになったのでした。
文鳥なら犬ほど手間もかからないだろうし、鳥というのはあくまで観賞用というイメージでした。
それに、犬や猫から見たら、死なれた時にもペットロスにはならないんじゃないかって、実に軽薄な思いがなかったとは言えませんでした。
昔、飼っていた犬に死なれた時は、けっこう精神的にキツかったので、そういう思いをしたくない防衛意識みたいなものがあったのかもしれません。
そうしてやってきた3羽。
想像とは正反対に手のかかること。笑
雛の時は2時間ごとの餌やり。しかも挿し餌なので目が離せません。
そうやって日々一緒に暮らしているうちに、いつしか動物に対し個体差、種別の違いはあっても愛情の面では同じなんだと思いました。
今回、チョビが病気になってペットの病院の話をすると、私の友人・知人の中には「鳥にそんなお金を掛けるなら殺しちゃえば?」とか「その治療費で新しい鳥でも買えば?」言った人がいました。
そういう人は、不思議とペットを飼っている人だったりするので「じゃぁあなたの犬を殺したら?」と言うと、言った言葉の安易さに気がついてくれる人もいれば「安楽死の意味なのに」と不愉快な顔を向けてくる人もいます。
確かに「たかが鳥」と思えば、高額な医療費はもったいない気がしますよね。
飼ってみると感覚は変わるのでしょうけど、そういう軽い気持ちは、飼う前の私にもあったと思います。
先ほどお話したように、鳥というのはペットというより観賞用という感じで、少し人間の気持ちと距離があるように思えるからです。
だからそういう事を安易に言う人を責めようとは思いません。

やっとチョビを諦めかけたマメは、今まで一緒に飛んでた相棒がいなくて寂しいとみえ、私の手や肩から離れなくなりました。(かなり可哀想ですが)
手のひらの上で、人間を疑うこともなく無心に毛づくろいをするマメを見ていて、この小さき命を最後まで守ってやらねばという気持ちが更に強くなりました。
命とは、置かれている環境は様々でも平等なのです。
そして生きる権利があると私は思いました。
by chobimame | 2005-12-21 17:29 | 動物&文鳥