8月は戦争の話し中心です。


by chobimame

64回目・終戦記念日


8月とは、原爆、終戦と、特別な意味合い持つ月でもあります。
開戦から終戦までを振り返るサイトがありましたので、
ぜひ歴史の一端を辿ってみては如何でしょうか?
(内容は実に簡単な記述ですので、楽に読めます)

『終戦特集 ~太平洋戦争の歴史を振り返る~』



私がうんと子供の頃には、終戦記念日には昼間から夜まで、
戦争に関する特集番組がテレビで放映されていました。
東京裁判なども、子供の頃にそんなテレビ番組で見ました。
祖父と見たのか、親と見たのかは覚えていませんが、
東京裁判の不当性を説明されながら見た覚えがあります。
ヘッドホン越しに、自分に科せられた刑を聞く東条英樹の姿は印象的でした。

私が戦争に興味を持ったのは、たぶん幼少期からの戦争教育だったと思います。

しかし、今はテレビで戦争に関する番組を見る機会が少なくなっています。
学校教育などでも、どんどん機会が減っているそうです。
なので第二次世界大戦があったことすら知らない子供がいるとか。
それは本当に良いことなのでしょうか?

私はこの話を毎年のように書いていますが、常に疑問なのです。
平和な時代だから、過去の悲惨な歴史を教える必要は無いのでしょうか?
しかし、この平和が永久に続く保障はどこにもありません。
永久に続くという保障があるのなら、戦争は博物館へ収めても良いでしょう。
だが、誰がその保障をしてくれるのでしょうか。
世界を見渡しても、戦争をしない理由は見当たりません。
どちらかというと、きな臭い方向へ行っているような空気もあります。

人は教えないと知らないこと、解らないことがたくさんあります。
体験してみないことには、本当の悲惨さは解らないかもしれない。
だからといって、知らないと知るでは、雲泥の差がうまれるような気がします。
戦争の恐ろしさを知らない人が増えれば、またいつか戦争をするかもしれません。
そんな危機感すら感じる昨今です。

毎年、この時期になると「火垂るの墓」をテレビで放映しますよね。
大人が見るとトラウマになりそうな辛い映画です。
あの話を今年80歳になる叔母にしたことがあります。
叔母はこんなことを語り始めました。
「あんなの珍しい風景でも何でもなかった。駅には人が寝ているかと思ったら
それがすべて死体で、空襲がくるとそれを跨いで逃げた。あの時は死は紙一重。
怖いとか悲しいとか感じている暇もなく、本能的に自分が生きる為に精一杯。
戦争が終わり、空襲がなくなれば、駅には死体の代わりに戦災孤児でいっぱいになった。
生きているのか、死んでいるのか、わからないような子もいた。
子供たちは小さい集団で、大人顔負けにカッパライや闇市でヤクザと渡り合っていた。
大人でも子供でも、生きることに精一杯な時代。
隣で誰かが死んでいても悲しむ暇もなかった。
死体が怖いと思うのは、平和な時代だから」

「火垂るの墓」は、本当にむごい悲しい話ですけど、どの登場人物も
生きるのに精一杯の結果だったんでしょうね。
あれが戦争の醜さ、悲しさでしょう。
本当にいい映画です。
なるべくお子さんに見せてあげて下さい。
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by chobimame | 2009-08-15 07:33 | 時事